地球科学部の活動
夏の校外合宿
恒例の乗鞍合宿に行ってきました。
春日部高校,浦和高校との合同合宿です。
8月10〜12日の日程で,ペルセウス座流星群や天の川など,猛暑日の埼玉とは別世界の「寒さ」を体験してきました。
天気がいまひとつだったのですが,三校対抗の「アストロかるた」大会も開催し,春女チームが優勝しました。



春日部高校,浦和高校との合同合宿です。
8月10〜12日の日程で,ペルセウス座流星群や天の川など,猛暑日の埼玉とは別世界の「寒さ」を体験してきました。
天気がいまひとつだったのですが,三校対抗の「アストロかるた」大会も開催し,春女チームが優勝しました。
県中央科学展で「教育長賞」
地球科学部では毎年、いくつかの研究グループに分かれて科学展、論文コンクールに作品を発表しています。
そのうちのひとつ、埼玉県科学振興展覧会(科学展)には、東部地区展に2作品を出展しました。その結果、県中央科学展にチーム赤外の作品が選ばれました。
チーム赤外「赤外線望遠鏡を利用した月の観測」 優秀賞
チーム積乱雲「夏の巨大雲 - 高さと温度変化 -」 優良賞、アイデア賞
チーム赤外の作品は、県中央科学展で教育長賞を受賞し、日本学生科学賞の埼玉県代表に推薦されました。
作品講評は以下の通りです。日本学生科学賞の上位入賞が期待されています。
『月を対象とした継続研究で、これまでの成果の上に展開された研究である。観測目的に合わせて、観測機器を作ることから始まっているところが、他の研究にはない手作り感があった。その後、計測したデータの検証を行い、有用性が確認されたデータに基づいて、仮説を検証するという一連の流れが、実に科学的な手続きを踏んでいる。話の展開もすっきり分かりやすいものにまとめられていた。岩塩フィルタの意義をさらに検証して、新しい課題への取り組みに繋げてほしい。』



地球科学部 乗鞍合宿
恒例の夏期合宿が、春日部高校、浦和高校との合同で、乗鞍岳畳平にて二泊三日の日程(7/28-7/30)で行われました。バスに揺られて片道7時間という長距離移動でしたが、それに見合う満天の星空に出会えました。梅雨明け直後のため、天候は安定していて、雲ひとつない快晴が続きました。宿舎の方の話では、これほどよく晴れるのは珍しいというくらいの天気でした。夜は流星観測、昼は高原植物の観察など、乗鞍を満喫して帰ってきました。高度3000m近い観測場所では、日中でも最高気温11度、夜は寝袋に降りた露が凍り付く寒さで、これも貴重な思い出となりました。



地球科学部 日本天文学会春季年会・ジュニアセッション
3月21日、国際基督教大学で開催された日本天文学会春季年会・ジュニアセッションにおいて、地球科学部が「月表面の偏光観測」の発表を行いました。この研究は、今年度の日本学生科学賞・埼玉県代表作品で、偏光観測という新しい分野を開拓したものとして、天文学の研究者の方々からも高い評価を受けました。

地球科学部 第12回全国高校生理科・科学論文大賞 努力賞
3月16日、地球科学部の研究作品2点が、第12回全国高校生理科・科学論文大賞(神奈川大学 主催)の努力賞に選ばれ、表彰式がありました。研究テーマは、「赤外線望遠鏡の開発」、「反射スペクトルによる月面鉱物の研究」というもので、先輩方から引き継がれてきた研究を開花させました。学校としても団体奨励賞をいただきました。