【卓球部】卒業生からのメッセージ(続き)
・私は春女の卓球部で得たこと、春女卓球部で良かったと思えることがたくさんあります。まずは卓球の技術がついたことです。中学の頃とは違い、練習試合や大会でのプレーをビデオで撮って、みんなでお昼を食べながらや話し合いをしながら分析をしたり、気が付いた課題を重点的に練習したり、質の高い練習で技術を磨くことが出来ました。顧問の先生は多くの選手を関東大会や全国大会に導いていて、こんなに環境に恵まれた部活はないと思います。
次にメンタルコントロールについてです。卓球では時には技術以上に必要な能力です。そしてこれは生涯卓球以外の日常で活かせる能力でもあります。「失敗を引きずるより次のことを考える」「プラス思考」など、言葉で言うのは簡単ですが実は難しいことを、顧問の先生に躾けていただきました。副顧問の先生からは、「Be positive」という合い言葉で、ハッピースマイルをいただいていました。自分一人の力で考え方を変えるということは難しいことです。私は周りの人に背中を押していただいてそれが出来るようになりました。
最後は「凡事徹底」です。当たり前のことを当たり前にやるというシンプルなことですが、実際にいざやろうとすると抜けてしまうことがありました。挨拶や感謝、返事などは、ただすることに意味があるのではなく、その気持ちが大切です。周りへの気配りなど、自分のこと以外にも目を向けることの大切さも教わりました。
以上のことに加えて、この素晴らしい環境で共に汗を流した先輩・後輩・仲間たちを大切に、一緒に過ごした日々を宝物にして、これからの道を歩んで行こうと思います。素晴らしい仲間と素晴らしい経験を得ることができ、かけがえのない高校生活を送ることができました。(ゆうな)
・私は卓球部に入部して本当に良かったと思っています。理由の一つは仲間です。コロナのためクラス内でのコミュニケーションは少なく、行事も中止ばかりでした。部活も例外ではなく、練習が制限されたり大会が中止になったりしましたが、そんな中でも同じ目標を目指して一緒に切磋琢磨した仲間は本当に宝物です。毎日一緒に帰ったり、ご飯に行ったり、関東大会に行った時はみんなで同じホテルに泊まりました。たくさんの想い出ができました。
もう一つは、諦めずに我慢強く、目標を目指して努力するという経験が出来たことです。毎日それぞれが目標を持って練習を行い続けることは、大変難しいことです。それが出来たのは、一緒に頑張る仲間がいたからと、根気強く指導をしていただいた顧問の先生がいらっしゃったからです。この経験は受験勉強にも多いに役立ちました。練習では辛い時もありますが、その経験は絶対これから先で役に立ちます。卓球部に入部したからこそ、ここまで濃い3年間を過ごすことが出来たと思っています。 (なみか)
・私は春女卓球部に入って、礼儀や卓球の技術面で多くのことを学ぶことができました。私たちの代は人数が多く、部員同士でも教え合うことでお互いに刺激をもらいながら練習をすることができました。また県外の強豪校との練習試合や、春高OBの方と試合をさせていただくこともあり、自分一人では気付くことができないアドバイスをたくさんいただきました。
また、挨拶の大切さを学んだことで、気持ちの良い挨拶を心がけたり、積極的に学校行事の片付け作業などにかかわりました。その際、多くの先生から感謝の言葉をいただいた時、私は卓球部で学んだことを行動に移してきてすごく良かったと感じました。今まで学んできたことを、これからの大学生活でも生きてくると思うので、継続していきたいと思います。 (はるか)