地球科学部の活動

2014年10月の記事一覧

県中央科学展で「教育長賞」

地球科学部では毎年、いくつかの研究グループに分かれて科学展、論文コンクールに作品を発表しています。
そのうちのひとつ、埼玉県科学振興展覧会(科学展)には、東部地区展に2作品を出展しました。その結果、県中央科学展にチーム赤外の作品が選ばれました。

チーム赤外「赤外線望遠鏡を利用した月の観測」 優秀賞
チーム積乱雲「夏の巨大雲 - 高さと温度変化 -」 優良賞、アイデア賞

チーム赤外の作品は、県中央科学展で教育長賞を受賞し、日本学生科学賞の埼玉県代表に推薦されました。
作品講評は以下の通りです。日本学生科学賞の上位入賞が期待されています。

『月を対象とした継続研究で、これまでの成果の上に展開された研究である。観測目的に合わせて、観測機器を作ることから始まっているところが、他の研究にはない手作り感があった。その後、計測したデータの検証を行い、有用性が確認されたデータに基づいて、仮説を検証するという一連の流れが、実に科学的な手続きを踏んでいる。話の展開もすっきり分かりやすいものにまとめられていた。岩塩フィルタの意義をさらに検証して、新しい課題への取り組みに繋げてほしい。』