バスケットボール部の活動

2015年10月の記事一覧

バスケットボール部【練習試合】

10月25日。
新人戦の東部支部予選の初日である今日、初戦を来週に控えた本校は、同条件の春日部東高校とゲームを行いました。
夏にベスト4進出をかけて戦った同校は、サイズ・スキル・ハートと、三拍子揃った大変優れたチームです。選手たちのバスケットボールにかける気持ちが、コートの外まで伝わってくるような、そんなチームです。

さて、ゲームの内容はと言うと、大会前最後の実践ということでは、プラスの面もマイナスの面も大変有意義であったと感じます。ただ勝ち負けだけを考えてゲームをするのではなく、大会での様々な場面を想定して準備をしていく。これこそがチームスポーツの醍醐味ではないかと思います。ただ、時間帯によっては、弱気になりやるべきことができなくなってしまいました。しかし、これについては明確に理由がわかっているので、本番までに修正することが可能であると考えています。

あとはそれぞれの選手・マネージャーが必要な準備を必要なだけやるのみです。
頑張りましょう。頑張ります!

バスケットボール部【練習試合】

10/12(月)
体育の日である今日は、羽生第一高と、南部支部の上尾高が来校。
3チームでのゲームの中で、今日一番痛感した事はプレイヤーが揃わない事によるチームの脆さです。
夏の大会以降、ケガ人が増えてしまい、フルメンバーで戦う事ができない日々が続いています。そしてこれにより、チーム一丸となって!という雰囲気にも、不安が漂っているというのが現状です。この状況をポジティブに捉え、ケガ人の復活に伴い更に多くの選手がゲームで活躍する事ができよう、ベースアップを図る機にしていくことができれば、SUNFLOWERSはこれからも成長し続けていくのだろうと思います。

ゲームの内容としては、今チームで取り組んでいることの徹底と、考査期間前最後のゲームでここまでの成果を出し切るという二本柱で臨みましたが、やはり前述の件が助け、イマイチ煮え切らない時間も作ってしましました。
本番まで、もうひと月を切っています。明日からの考査期間は、しっかりと勉強をし、またチームが揃う時にはこれまで以上にギラギラした眼で再会したいと思います。

まずはしっかり勉強!頑張ろう。

バスケットボール部【練習試合】

10/10(土)
午前中に授業を行ってからの午後のゲームは、想像以上にハードであると思いますが、今日はそんな中茨城県から境高校が来校して下さいました。
4時間の授業をこなした後でしたので、テーマを絞って戦いました。が、やはり動きは重く、戦う姿勢を貫き通すことはできませんでした。

県外のチームと対戦するときに毎回思う事は、フィジカルコンタクトの差です。もちろん我々もその向上に努めてはいますが、それに対する価値観というか、感覚がまるで違うんです。接触する事が当たり前で、それをはね除けてナンボという感じでしょうか。
チームではよく、当たられて負けないだけの「力」をつける。と言いますが、この先の、我々が目指すレベルで戦っていくためには、更にその上をいくパワーが必要なのかな…と考えさせられました。

今後とも、よき模範校の1つとして、目指していきたいと思っています。
また宜しく願いいたします。

バスケットボール部【合同練習】

10月4日

今日も長くなります。それ程までに意義深い日となりました。


今日は浦和一女にお邪魔し、岩槻高校と3校での合同練習を行わせていただきました。

既載の通り、浦和一女は去るW-cupにて全勝優勝を収めた強豪校です。そんなチームは一体どんな雰囲気で、どんな練習をしているのだろう…ということを体感するのが、今日のいちばんの目的です。

もちろん、一生懸命走ります。跳びます。守ります。そして声も出します。
しかし、それは強くなろうとするチームにとってはごく当たり前のこと。そこにどんな差があるのか、ということに着目していると、3つのポイントが見えてきました。

①声の質
「がんばれー!ファイトー!」の声で頑張れるのであれば、その時点で尽力していないんです。無論そういった雰囲気は大事ですが、ここで欲しいのは「必要な時に・必要な声を・必要なだけ出す」ことであると感じました。これは二つ目の点が大きく関係しています。

②自分以外のプレイヤーへの興味
 ↑ の書き方はすごく不自然ですが、バスケットボールは仲間や相手があってのスポーツです。今この瞬間に誰が何をしていて、どこで何が起こっていて、それが正しいのか、次に必要なことはなんなのか、そのために自分がするべきことはなんなのか、という連鎖でプレーは繋がっていきます。また、待ち時間には誰がどんなプレーを成功させたり失敗したりしたかを確認したり、直前に出来なかったことを克服したり…待っている時間に出来ることが沢山あります。
これらを実践するには、自分以外の人間や状況にとてつもないほどの興味を持つことが必要不可欠なんだと感じました。そして、それが当たり前であるが故に、①が実践できるのだ、とも。

③時間とコミュニケーションの相関
どんなチームも練習の切り替えは早く行うものでしょう。また、コミュニケーションを密にとるでしょう。
本校もここはかなり重点的に行ってきたつもりでした。しかし、それらは決して独立した要素ではないということ。バスケットボールは他に類を見ないほどに、時間の制約に縛られたスポーツです。ということは、プレーは当然のこと、仲間とのコミュニケーションにも時間という概念を持っていなければ、実際のゲームで使える連携は育めないということを強く感じました。短時間で軽薄なコミュニケーションという意味ではなく、人に伝える方法や、その情報を受け取る方法、五感の内で使えるものはフルに使うといった姿勢を一女の選手たちからは感じました。或いは、一度に使う機能はひとつだけではないということも。日頃からの訓練の成す技であるとは思いますが、見ていて感心というよりも脱帽という表現が適切かという程に、そこに違いを感じました。

とりわけ3つ目に重視して練習の様子を見ていましたが、これは限られた人間のみができる神業ではないと思います。
また、今回は触れませんが、プレー以外のところでの気付きや先回り等も、外部から来た人間を魅了する要因なんだと思いました。

結論、我々の心掛けひとつで、時間はかかるかもしれませんが、変われるのではないでしょうか。そして、こんな集団となっていけるよう、また明日から選手共々励んでいきたいと思います。

長文となりましたが、心底よりの文章です。今回の機を下さった浦和一女の車田先生に感謝申し上げます。

また行きますm(_ _)m

バスケットボール部【練習試合】

10月3日

今日は市内の葛飾中が来校。
新人戦の市内予選を終えたばかりというタイトな日程でしたが、今回もチームの持ち味である機動力とアウトサイドシュートの決定率は健在でした。
一方、我々SUNFLOWERSはというと、今週重点的に取り組んできた事を実践するべく、全ての時間でそのテーマに取り組みました。
「知らないことは出来ない」という考えのもと、頭で理解することから取り組み始めましたが、やはり最後は身体が動くかどうか、状況判断が適切にできるか…ということがキーになるのだと、改めて感じたとともに、本校の選手たちのそれを体現しようとする姿勢に感心しながらチームの成長を見ていました。

高校生とは不思議なもので、良いキッカケを掴むと1日で全く別のチームに変貌します。それといつ巡り会うことができるか、毎年そこに辿り着くタイミングを計りながら指導をしていく中で、今年はそのひとつが「今」なのかなぁ…と感じながらアプローチをしています。

これまででも、引退や卒業を迎えた時に「あの時…」と口を揃える生徒がとても多いことが表すように、この「キッカケ」を与えることも、チームビルディングの大事な仕事のひとつだと感じています。これからも常にそんな好機を見出せる雰囲気に溢れる集団の形成を目指して精進していきたいと思います。