バスケットボール部の活動

2017年3月の記事一覧

バスケットボール部 【UVC 2017】




3月25日〜27日。

UNDER ARMER & VAYoreLA CHALLENGE CUP 2017 (通称UVC)が3日間、東部支部の延べ14会場で行われました。
本校は今年で3年目の参加となりますが、毎年県内外の多くのチームや関係者の方々のお陰様で、大変貴重な経験をさせていただくことができています。
今年も例外ではなく、
《初日》
・上尾鷹の台高(南部支部)
・足利南高(栃木)
・下妻第一高(茨城)
・武蔵ヶ丘短大(埼玉)
・草加高(東部支部)
《2日目》
・白河旭高(福島)
・伊那西高(長野)
・羽黒高(山形)
《3日目》
・福島東高(福島)
・松戸馬橋高(千葉)
・草加南高(東部支部)
と、3日目で実に7県(+大学生)ものバスケットボールを体感することが出来ました。
各県のそれぞれ頂点を目指すチームなだけあり、意識の高さは折り紙付きで、会場での振る舞いやゲーム中の雰囲気など、勉強になる部分が沢山ありました。

実際、県内外の多くの遠征の中で、本校部員たちも大きく成長しているようで、2日目の庄和高校会場での本校生徒のとある振る舞いに、他校の先生方から「素晴らしい」「さすが」…などというお言葉を頂く場面がありました。
もちろんどれも有難く、生徒たちを誇りに思うことに違いありませんが、中でも「さすが」という言葉の意味するところを考えると、これまでのチームの取り組みが間違っていなかったんだという自信にも繋がり、顧問として一層嬉しく思いました。

バスケットボールの内容としては、一言で言うならば

「紆余曲折」。

良いところも悪いところも曝け出し、その中でも少しずつ、成長が出来たかな…という。
強化練習試合と銘打っての各ゲームで、設定するテーマにはそれぞれ意味があります。
さっきのゲームと真逆のことを求めることにも意味があります。あえて相手チームのストロングポイントをトレースして勝負し、それに打ち勝つことにも意味があります。その意味を的確に理解し、体現していくことで成長ができるものと信じています。
また、各プレイヤーが1つ1つのプレーを丁寧に、早く、拘って行う必要があります。

初日と最終日には新入生が参加してくれました!(2日目はこちらから勉強の日として参加を制限したので、3日目とも来たかった人が多くいたかもしれませんが^ ^)

2日で延べ16名。もちろんリピーターもいますが、沢山のフレッシュマン達が「バスケが…したぃ…」という感情をコート上で表現してくれました。楽しみでなりません^ ^

覚えることも、できるようにしなければならないことも、これから山の様に出てくることと思いますが、今の貪欲な気持ちを忘れずに頑張って欲しいと思います!

チームとしては、この3日間のゲームで炙り出した課題の解決と最終強化を経て、来月末から始まる関東大会東部支部予選に向けてしっかりと準備していきたいと思います!

期間を通して応援賜りました保護者・ご家族の皆様には、お礼申し上げます。ありがとうございました。

バスケットボール部 【season in】

入試➡︎学年末考査➡︎卒業式➡︎オフ期間からのリカバリー➡︎卒業記念試合…

と、嵐のような3月前半を終え、後半はついに4月に控えた関東大会予選に向けてシーズンインです!

生徒達の心の切り替えは立派なもので、火曜日の練習ではいきなり「臨戦態勢」の上質な練習を行うことができました。
何が違うかと言われると難しいですが、一言で言えば、毎年この時期には

「何もかもが変わります」

進級して立場が変わることへの覚悟。
引退や卒業までの意識や感覚の敏感化。
そして、本番に向けての準備。

今年は例年よりも新入生が早く練習に参加してくれていることも、この変化を強力に助けていると断言できます。
24日(金)からはまた新入生の参加が可能ですので、すでに参加してくれている人も、これから参加しようとしている人も、まだちょっと悩んでいる人も、体育館で待っています!
不明な点があれば、些細なことでもお問い合わせ下さい^ ^

さて、現役部員諸君。
一気に行きますよ。
本当に、1プレーも、一瞬も無駄にしないために。まだまだ全員に伸びしろがあります。その可能性を生かすも殺すも自分次第。

【試合で戦う時間は短い。自分と戦う時間が勝敗を分ける。】

元NBAのスーパースター。ケビン・ガーネットの残した言葉です。

バスケットボール部 【卒業記念試合】



すごく長くなりますm(_ _)m

3月20日。
卒業式を終えて早くも1週間が経とうとしています。

今日は卒業記念試合。

5月以来の3学年全員集合で体育館には熱気と懐かしさが充満していました。

8名の卒業生たちと現役生によるゲーム、そして、今年は保護者の方々や顧問陣、延いては部員の妹さんも参加してのレクやゲームも行うなど、内容も盛り沢山で行った卒業記念試合ですが、一番に思うのは、やはり卒業生たちとの3年間。
元来あまり人を褒めることはしませんが(自覚症状あります。)、本当によくやってくれました。

泣き虫で何度も何度も泣きながらも、ダイナミックなプレーとこの上ないキメ細やかな気配りでチームを引っ張り、県外のチームに「あの子がいればチームは崩れないね。」と言わしめたキャプテン。

左手のドリブルが最後の最後まで覚束なかったものの、満身創痍の中でも最強の右ドライブ一本で相手を抜き去り続け、また全ての仲間を鼓舞し、勇気を与えて頑張らせる特別な声を持った副キャプテン。

初心者として入部し、何も分からないところからスタートしたにも関わらず、地道な努力と持ち前の明るさで急成長を遂げ、そして顧問がチームに求めた「仲間への厳しさ」を誰よりも強く表現する役目を買って出てくれた副キャプテン。

1年次に「自分の誕生日だから帰る」という驚異の技を繰り出し、周りの度肝を抜きながらも、誰からも愛される性格と面倒見の良さで練習に来た中学生たちを骨抜きにし、自身もペイントエリア内での粘り強さとパスセンスを手に入れたセンター。

ケガに泣き、キャプテン同様すぐ泣き、すぐに果てしない程落ち込んで、でもすぐに最高の笑顔を見せ、その綺麗なフォームから放たれる3Pシュートで幾度となくチームに(^^)と歓喜をもたらしたシューター。

同じくケガで長期離脱を余儀なくされ、長い時間悔しい思いをしながらも、負けん気の強さとチームのことを最優先に考える最高にアツい心を持ち、縁の下の力持ち的な存在でチームを支えてくれたセンター。

スクワットや体育館のホコリなど、天敵が多く苦労をしたが、いつの日の練習も試合も、その声で始まりその声で終わる、SUNFLOWERSのヤル気スイッチとして絶対的な存在意義を確立したムードメーカー。

未経験者でありながらも、勇気を持ってバスケットボール界に身を投じ、覚えることしかない状態でスポンジのように新しいことを吸収し続け、親身に仲間を支え、絶大な信頼と存在感まで勝ち取ったマネージャー。

これだけのキャラクターを持ったチームを、これまで私は神奈川県の湘北高校というチーム以外には知りませんでした。。。

この多様性がリンクして生み出すパワーが底知れないということを身を以て示してくれた彼女たちに心から感謝するとともに、これからの多岐に渡るそれぞれの人生を陰ながら応援していきたいと思います。

卒業生のご家族の皆様、ご息女の高校卒業おめでとうございます。また、3年間バスケットボール部の活動にご理解・ご協力頂きまして、誠にありがとうございました。一人一人に様々なテーマを与え、敢えて悩ませながらチームを創っていった過程の中で彼女たちは大きく逞しく成長してくれました。しかしそれは、そこにご家族の皆様のお子様に対する励ましやフォロー、揺るがぬ愛情があったからこその賜物です。時には本当に「大丈夫!?」という顔で帰った日もあったかと思います。そんな中でも、未熟な私を含め、寛大にチームのことを受け入れ、サポートしてくださったこと、心より感謝申し上げます。
これからもチームとしてさらなる飛躍を目指し精進してまいりますので、何卒ご指導賜れますよう宜しくお願い申し上げます。

最後に、改めて門出を祝して終わります。

卒業おめでとう。

今日の様子
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SNFL 2015 Farewell


バスケットボール部 【練習試合】



3月19日。

本校体育館では春女名物「新体操部発表会」が開催されました。
その関係で、バスケットボール部はアウェイでのゲームとなりました。

市内の葛飾中学校にお世話になりました。同校、久喜中学校、そしてSUNFLOWERSの3チームで回しましたが、今日もテーマは昨日に引き続き「身体を動かすこと。」

さすがに今日は昨日よりも良く動いていました。しかし、その中で気になったのが「コミュニケーション不足」。
身体が動かない、ボールが手につかない中でも、口と耳を使うこと。また、ジェスチャーやアイコンタクトなど、身振りと視覚を使ってのコミュニケーションは、必要不可欠であるだけに、そこは疎かにしてほしくないものです。

「言われたら出来る」
そんな事は分かっています。
それでは「誰」が「言う」のか。
あるいは、「言われる」までやらないのか…

この手の問答は、やはり不毛。

我々が辿り着くべきステージを鑑みればそう言わざるを得ません。

春の関東予選まで残すところ約1ヶ月。
もう一皮剥けるための準備と実践に各々が自発的に取り掛かってくれることを、顧問として切に願います。

話は変わって。。

今日も新入生が来てくれました!初参加の者を含め7名。少しずつ「我」が見え始めた部分もあり、楽しみがまたひとつ成長しました。
最後には「課題をしっかりとやること!」というお土産?付きで解散しました。

どうせやるなら徹底的に。勉強と部活の両立は、

「出来ます!(^^)」

もしかしたらそのあたりに不安を感じている人もいるかもしれません…しかし、そんな時には、先輩や顧問に相談やアドバイスを求めて下さい!そんな関係が持てるのも、部活動ならでは。為せば成る。
全員がかりで切磋琢磨し、助け合い、目標を達成しましょう。

保護者の皆様(今日は新入生の親御さんも!)におかれましては、本日も応援に駆けつけて下さいまして、ありがとうございましたm(_ _)m

バスケットボール部 【練習試合】



3月18日。

今日は不動岡高校にて練習試合でした。
デカい!賢い!のバスケットボールに必要不可欠な要素のうちの2つを兼ね備えた同校は、新入生たちもまた大きいのでしょうか…??
そこについてはまだまだ未知数では有りますが、全ポジションでサイズのミスマッチとなる本校にとっては、いつも大変良い勉強になっています!

今週アタマにやっと学年末考査と卒業式が終わり、実質2.3日のリカバリー期間で迎えた今日のゲームには「身体を動かす」ことをテーマとして臨みましたが、…想像通りの出来でした。。
その中で与えた指示や今後のための考え方を今一度反芻し、しっかりと心に刻んでおいてもらいたいと思います。

そして、今日も新入生が5名。早速のリピーターもいるなど、顧問としては嬉しい限りの新年度スタートとなりそうです!先輩と一緒に出たゲームでは、完全に『借りてきた猫』状態でした。(仕方ないことですが^ ^)
ここでバスケットボールあるあるを1つ。

「コートの上では、先輩後輩は関係ない。」

最後にその5人でコートに立たせると一気に豹変!走力・体力こそまだまだなものの、声を出す、果敢に攻める、身体を張って守る、などバスケットボールを行う上で大切なことを改めて思い出させてくれるかのようなハッスルぶりに、気が付けばベンチの現役メンバーからも自ずと大きな声援が送られていました。

まだ見ぬ新入生も大勢いることでしょうが、大きな期待をさせてくれる代となりそうです。

そして、本日の何よりのハイライトは、以前ここにも書いた、ケガで長期離脱していた選手がDr.STOPならぬDr.GO!をもらい、復帰第1戦を飾ったことです!また、それは同時に高校デビュー戦(入学後)となりました!数分間の出場で、得点こそなかったものの、2本のシュートを試み、リバウンドも取るなど、幸先の良いスタートとなりました。この1年間で感じて、考えたことは、彼女を人間的に大きく成長させただけでなく、今後の大事な場面で必ず力となると信じています。まだまだコンディショニングやトレーニングが必須ではありますが、これまでの分を取り返すべく、焦らず確実に日々を過ごしていってもらいたいと思います。本当によく我慢して、よく頑張ってきました。

明日もアウェイでのゲームです。1・2年生は来週の成長の場に向けて、しっかりとコンディショニングを進めていきましょう。新入生は、バスケットボールも!勉強も!頑張りましょう。

また、今日も会場に足をお運びくださった保護者の方々(今日は自転車m(_ _)m)には、変わらず感謝申し上げます。ありがとうございました。