バスケットボール部の活動

2018年11月の記事一覧

【バスケットボール部】新人戦〜番外編〜

約1ヶ月に及ぶ大会が終了した訳ですが、どうしても1つ触れておきたい事があります。


それは決勝リーグ第2戦、昌平高校戦での出来事。これまで全てのゲームで二桁得点を挙げ、ブロック決勝の草加西戦では27得点を叩き出した不動の得点源ホノカが前半途中で手の指を完全脱臼。小指の第二関節が「テトリスで一番使い勝手の悪い形のヤツ」の形状になってしまいました。「ピッタシのが来た!」と持ったら「逆!」のヤツです。


今となってはこのように話せますが、故障当時はあの“元気印”のホノカの顔が歪んでいました。相当な痛みと驚きだった事でしょう…。


これはすぐに救急車かな?と会場に来ていたお母さんと話をしていると、春日部東高校の西村先生が機転を利かせて下さり、久喜高校の帯同トレーナーの方に状況を説明。すると、トレーナーさんは自チームが草加南高と一進一退のゲームをしているにも関わらず、応急処置をして下さいました。更にはレントゲンを撮るための手配やその後の措置まで全てを買って出て下さったのです。


迅速な対応をして下さったお陰でケガの程度からは考えられない程に良い経過であるようです。実際に、本人の意思もあり、翌日の久喜戦に数分ではありますが、コートに立つ事ができました。


西村先生、木村先生(久喜高MT)。そして、この一連の出来事を受け入れて下さった久喜高校の早川先生には感謝してもしきれません。


ライバル関係にありながら、お互いに強く良いチームにしていこうと、常々言葉をかけてくださることに感謝。もしも逆の立場になった時には当たり前のように、このような行動が取れるような人間になりたい。そして、そんな生徒達を育てていきたい。こう強く思いました。


チームとしての勝利にも大きな価値がありますが、こんな心を育めたとしたら、そこには比にならない程の意味があると感じた一幕でした。


次回の記事は

【SNFL winter 2018−2019】

についてです。


今年はどんな成長の冬になるのだろうか。。




あ、ちなみに今日も空の上で書いてます。

【バスケットボール部】大会報告〜東部支部第4位〜



11月25日。


決勝リーグ最終戦の会場は久喜北陽高校でした。相手は久喜高校。ここまで2敗同士。第3位を掛けた負けられない戦いです!


SUNFLOWERSは全体的に比較的サイズのあるチームだと思いますが、ビッグサイズのプレイヤーはいません。一方で、久喜高校は175cmクラスのプレイヤーが3人もいる!という体格差があることが今日のゲームの最大の特徴と言えます。


ゲームプランは複雑ではなく、昨日までの3つの課題に加えてインサイドを抑えること。


結果は59-67の8点差で敗れてしまいました。この結果、東部支部第4位で予選を終えました。


①リバウンドを支配すること

これが一番難しいとは思っていましたが、やはりその予感は的中。特に相手にオフェンスリバウンドを8つも多く取られたことが直接的な敗因と言えるでしょう。


②ターンオーバーを減らすこと

お互い「23」という多過ぎる数字を叩き出したものの、イーブンということで一旦目を瞑ります。


③フリースローの数を増やすこと

SUNFLOWERS:9/14

GYMRATS:6/10

※GYMRATSとは久喜高校の愛称です。

確率こそ決して高くはないものの、昨日・一昨日とは異なり相手に試投数で勝りました。この点については、今日は相手よりもゴールへと向かっていたことを表します。


決勝リーグで明確になったこの3つの課題ですが、やはり今日のゲームを左右したのはリバウンド。身体の強さと反応速度。これからこの2点を徹底的に強化する必要があります。加えて、ターンオーバーの減少。これまでの練習やゲームを省みながら、新たな手を打っていきたいと思います。

同時に、やはり一桁点差の敗戦はベンチワークのせい。選手たちに申し訳ない。勉強します。


最後に。本日は今大会最多のSNFL familyが会場に駆けつけて下さいました!保護者・兄弟・OG・中学生…全ての方々に、本当にありがとうございます。最終戦を勝利で飾れなかったこと、大変申し訳なく思います。

次は年明けの県大会に向けて生徒ともども頑張って参りますので、ご協力の程宜しくお願い致します。






最後じゃなかった…もう一つ。⬆︎の賞状を掲げた写真に1年生しか写っていない理由を説明します。


実は本校の2年生は今日から修学旅行で沖縄に行っています。SUNFLOWERSの面々は大会を最後まで戦い、遅れて合流するという行程を組んでおります。校長先生をはじめとする本校の先生方、及び旅行会社のご配慮の上でこのような形を取ることができておりますこと、感謝申し上げます。

そんなわけで、ゲーム後すぐに羽田空港に向かいました。10時半過ぎにゲームが終わり、15時半には空の上にいました。こんな強行スケジュールが実現したのも、SNFL familyのおかげです。こちらも、ありがとうございます。




那覇到着!記念に1枚。

しっかりとリフレッシュして。また頑張ろう(^^)


ちなみに今日の記事は空の上で書いてます。アップされるのはもう少し後になるでしょうが、折角なので触れておきます٩( ᐛ )و



平成30年度 新人戦東部支部予選

SUNFLOWERS全戦績


10月28日

○ SUNFLOWERS 98-38 久喜北陽高

11月17日
○ SUNFLOWERS 70-52 草加高

11月18日
○ SUNFLOWERS 67-57 草加西高

[決勝リーグ]

11月23日

● SUNFLOWERS 41-68 草加南高

11月24日
● SUNFLOWERS 53-67 昌平高

11月25日
● SUNFLOWERS 59-67 久喜高


ー東部支部第4位ー


平均得点 64.7Pts

平均失点 52.3Pts


大会総集編です。

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【SNFL 新人戦東部支部予選】

【バスケットボール部】大会速報⑤〜決勝リーグ❷〜



11月24日。


決勝リーグ第2戦は吉川美南高校が会場でした。相手は今年のウインターカップ出場が決まっている昌平高校。チーム全員で応援に行きたいと思っています!ガンバレ!昌平!!


それとは別の話として。勝利のために。今日も全力でゲームに臨みます。


夏の王者相手に、1Qはしっかりと食らいついていきましたが、守った!と思った矢先の長距離砲をパシャパシャと沈められ、7点ビハインド。2Qは身体の強さにやられ点差を開けられてしまいました。後半だけ見ればスコアは勝っているものの、控えの選手たちが出ているなど、昌平高校は余力を残した状態でした。最終スコアは67-53。昨日同様、夏の20点差からは成長が見られるかとは思いますが、これが現時点での「差」である、という事も痛感しました。


昨日は「心」でやられ、今日は「体」でやられ。様々な悔しい経験の中でも見て取れる成長や、明確な今後の課題等を鑑みると、まだまだ楽しみでなりません。


明日は最終戦。久喜高校と対戦します。様々な事情で夏はベスト4入りを逃していますが、昨日今日と連日の競りゲームを見て分かるように、強敵です。SUNFLOWERSとしては、何としても勝利をもぎ取って、3位を取りに行きたいと思います。変わらぬご声援の程、宜しくお願い申し上げます。


最後に。


今日、私は1つの大きな幸せを感じました。

それは第2試合開始前に行われたセレモニーでのこと。市川先生(越谷南高)が今年度でご定年を迎えられるために審判部が準備をしたもの(詳細は地区HPをご覧下さい)が、ゲーム前のアップを中断した昌平・久喜・草加南・本校の選手たちと会場の方々が見守る中で執り行われました。

審判委員長の山岸先生(越谷西高)から市川先生の経歴・審判歴などがアナウンスされる中、試合応援のためにベンチに座っていた各チーム応援団の中で、唯一本校の保護者・ご家族の方々のみが起立をして向き直り、拍手を送って下さっていました。

気付かない人には気付かない事かもしれませんし、当たり前のことと言われることかもしれませんが、こんな方々の家庭で育った本校生徒たちを幸せ者だと思うとともに、チームを支えて下さっていると思うと嬉しさが込み上げてきました。ここに書かせていただくことにより、感謝の意を表するとともに、SUNFLOWERSは“そんなチームなのだ”と沢山の方々に知っていただけたらと思った次第です。

この事は終礼で部員たちにも素直に本音で伝えました。君達は幸せ者だと。

そして、私も。


長くなりましたm(._.)m

明日頑張ろう!!

【バスケットボール部】大会速報④〜決勝リーグ❶〜



11月23日。


新人戦東部支部予選決勝リーグ初日が春日部市庄和体育館で行われました。


リーグ初戦の相手は草加南高校。夏からこれまでをお互いがどの様な日々を送ってきたかが内容を左右すると思っておりました。我々がやってきた事に迷いはありませんでしたが、結果は41-68。残念ながら敗れてしまいました。前回の87失点から考えると、ディフェンスは随分と成長したことが分かります。しかし、今回の壁はオフェンスでした。草加南のプレッシャーは想像以上に強く、普段なら何も起きないところでファンダメンタルミスや状況判断ミスが起き、終わってみれば43個のターンオーバー。これではどんなゲームもモノにすることはできません。完敗です。


しかし、ゲーム後に感じた印象は、夏のそれとは大きく異なっていました。

・リバウンド

・ターンオーバー

・フリースローの数

この3点が至らなかったところ。技術や戦術よりも、気持ちの強さが勝敗に大きく響いた。というのが、素直な感想です。


以前、草加南高校の前田先生のブログに「チームの特徴は魂のプレー」(うろ覚えです。すみません…)という表記があったことを思い出します。まさに、今日の草加南は


・どこからでもリバウンドに飛び込み、もぎ取る。

・ミスパスをミスにせず、意地でもプレーを繋げる。

・果敢にゴールへとアタックし、沢山のフリースローを獲得する。


といった、SUNFLOWERSの課題となる部分で「魂のプレー」を発揮していたように思います。

また、ある方からは「運動量の差」という指摘も。

これだけの伸び代があるからこそ、残されたあと2戦を死に物狂いで取りに行く価値がある。


明日は昌平高校戦。どんなゲームに出来るか、私は、楽しみにしています。


最後に、本日も会場にお越しくださいました多くのSNFL familyの皆様にはお礼申し上げます。ありがとうございました。あと2日、更なる力を彼女たちに与えてあげていただけたらと思います。宜しくお願い致します!!

【バスケットボール部】大会速報③〜ベスト4進出〜



11月18日。


新人戦東部支部予選ブロック決勝が越谷東高校にて行われました。


本校対戦相手はもはや言わずと知れた草加西高校。最近よく当たります。


試合の方は67-57で無事勝利。ベスト4にコマを進めることができました。両チームとも悪くない立ち上がりでしたが、互いにミスの目立つゲームとなってしまいました。


何度か20点差程度までリードを広げましたが、その都度草加西のこ気味良い長距離砲を浴び、ゲームを決めきれずにいました。その中での上級生達の落ち着いたゲーム運びや下級生達の爆発力はさすがで、勝敗を揺るがすか、と言う不安は感じずに見守ることができました。


一方で、SUNFLOWERSの面々のゲーム後の表情を見て感じたこと。


無論、納得していない。


ちょっと脱線しますが、今日は年に2回のクリニックをお願いしている星澤純一先生(元・金沢総合高校、羽田ヴィッキーズ監督)が試合を見に来て下さいました。

先生と様々なお話をさせていただいた中の1つに「勝ったチームも反省する」というものがありました。


まさに、今日のSUNFLOWERSは「勝って反省」している。そう見受けられました。



このチームはまだまだ強くなる。



本日もとても沢山のSNFL family、そして中学3年生の応援を賜り、誠にありがとうございました。次戦も宜しくお願い申し上げます。


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11月23日第3試合【13:00~】

@春日部市庄和体育館

VS 草加南高校


※ゲーム時間が高校会場時と異なりますのでご注意下さい。