2019年4月の記事一覧
【4月16日】学習合宿【3日目】
最終日です。初日にはまだつぼみだった桜が,満開の見事な姿を見せてくれています。
今朝も6:30からの朝学習(希望制)でスタートです。
朝食後,各クラスごとに英語テストを実施しました。事前に配布された課題から出題された部分と,県立入試で出題された復習部分からなる2部構成。クラス平均点のTopは,当然というべきかさすがというべきか,外国語科の8組。
他を寄せ付けない圧倒的な実力を見せつけてくれました。
自己採点をしながら,生徒からは様々な声が上がっていましたが,しっかりと復習をして次に生かしてほしいところです。
続いてのプログラムは,ホールでの校歌歌合戦。
行きのバスの中から練習を重ねてきたクラスもあり,その成果を三沢先生の進行のもと,各クラスがそれぞれの取り組みと特色を生かして披露しました。
審査員を務める3人の先生方がNo.1に選んだのは,僅差の判定で8組。以下,2位6組,3位2組が入賞。症状が授与されました。
今回は「歌合戦」として評価されましたが,各クラスで取り組んだ熱意と積極性とを生かし,校歌に誇りを持って歌い続けてほしいと思います。
長いようで短かった学習合宿も,とうとう閉校式を迎えました。
校長講話では集団として過ごすことの意義と,高い意識・志について,小林学年主任からは合宿の総括と今後の課題について等が伝えられました。
カメラマンさんの提案により,ホテルの敷地で全体写真撮影を。
素晴らしい風景の中で,生徒それぞれのやりきった表情が写真に写っています。
その後,ホテルスタッフに見送られて向かったのは,りんどう湖ファミリー牧場。ここで昼食を摂り,暫しの自由行動です。
生徒たちはお土産を購入したり,アトラクションを楽しんだり,周囲を散策するなど,思い思いの行動を取っていました。
中には湖を足こぎボートで爆走(?)する生徒も。確かに3日間で運動不足だったかもしれません。
3日間の学習合宿は,入学間もない人間関係と環境の中で行われたため,最初は互いの距離感に戸惑いがあったように
感じます。しかし,プログラムをこなすうちに会話や笑顔も増え,班・クラス・学年としてのまとまりが出てきたようにも感じました。
合宿を通して築いた関係と,気付いた課題を今後の学校生活の中で活かして欲しいと思います。
【4月15日】学習合宿【2日目】
合宿2日目は清々しい晴天のもと,6:30からの朝学習(希望制)でスタートしました。
昨日は22時近くまで学習プログラムなどが入っていたため,疲労や体力的に朝学習の参加者数について多少の
心配をしていたのですが,どのクラスも8割前後の生徒が参加。黙々と学習をしていました。また,参加しなかった生徒も自分の体調などから判断をして,しっかりと休養を取っていました。
朝食後。英語科の福田先生による2回目のオリエンテーションです。「パズル型」と「レゴ型」をキーワードにして,求められる学力や
能力・思考の変化などについて講義していただきました。「つなげる力」という言葉が印象的でした。
続いて,理科の大石先生による学習法講習会。今回は『元素記号カルタ』を用いて,楽しみつつ元素記号とその元素の持つ
性質などについて学びました。特にカルタ取りの場面では,テーブル上の取り札に殺到する積極性を見せてくれました。
午前中最後のプログラムは地歴公民科の堀口先生による,社会の学習法講習会。「社会」を学ぶ意義や主体的に生きる重要性などについて,先生の文理選択に関わる体験談や部活動の話などを交えながら講義をしていただきました。
昼食をはさんで午後最初のプログラムは,進路指導主事の長澤先生による講演から。
学習合宿をする意味をもう一度確認し,「他人と同じことをやっていく」ことの重要性や,学校の授業の有用性などについて,講義をしていただきました。
講演終了後,3つの会場に分かれて『校歌練習』,『数学』,『SST(Social Skill Training)』のプログラムをそれぞれ
こなしていきます。
『校歌練習』では最終日の校歌歌合戦に向け,各クラスで練習を行いました。三部合唱を目指したり,アカペラだったり,
曲をアレンジしたり…。練習に際しては自然発生的にリーダーが生まれ,全員がそれに協力しながら作品を作り上げようと努力を重ねていました。
『数学』は昨日に続き授業を実施。教員の指導のもと,生徒同士で教えあうなど合宿を通じて学びの姿勢も整ってきたようでした。
『SST』では,「マシュマロ・チャレンジ」と呼ばれるチームビルディングのゲームに,清島先生の進行で挑戦しました。
与えられた20本の乾燥パスタとマスキングテープ,紐,はさみを駆使して,より高い位置にマシュマロを乗せたチームの@勝利という,シンプルですが奥深いゲームです。(世界最高記録は99㎝?)
生徒たちは4人一組となって,何とか高い位置にマシュマロを乗せようと試行錯誤していました。採寸までに崩れてしまうチームもあり,会場内は非常に賑やかでした。
夕食後はクラスごとに自主学習。明日の英単語テストに向けた勉強をする生徒が多かったようです。
2日目のプログラムは以上。いよいよ最終日を迎えます。
【4月14日】学習合宿【初日】
時刻に到着しました。
到着後,ロイヤルホールにて開校式を実施。このホールが3日間の合宿のメイン会場となります。
開校式を終えた後は昼食。昼食もロイヤルホールで摂り,午後からのプログラムに備えます。
昼食後はいよいよプログラム開始。
最初に校長先生から学習合宿の目的などについてお話があり,続いて学年主任の小林先生から,『春女手帳』の使い方等について。
その後,英語科の橋本先生によるオリエンテーションⅠ。ツバルを題材に『世界』を意識させる内容でした。先生の訪れた国の数に,生徒からは驚きの声が上がっていました。
続いて,今年度から初の試みとなる『哲学対話』。
外部講師を迎え生徒たちは膝を突きあわせて,「何故?」というシンプルな疑問を連ねて行きます。議論でもディベートでもなく,対話。意義を理解して取り組むことで,自身の考えが深化できたような気がします。
その後,クラス毎に部屋を分けて『漢字テスト』。学年でただ一人,満点が出ました。素晴らしい!
お待ちかねの夕食はバイキング形式。クラスメートと語り合い,親交を深めつつも,夜の学習に備えて栄養と糖分の補給を行います。
本日最後のプログラムは数学。今年は3つの会場に分かれて,授業を実施しました。
最後のプログラムということで,疲れも溜まっているところでしたが,生徒たちは最後まで集中して取り組んでいました。
明日は6:30から希望制の早朝学習からスタートします。